![]() 慢性痛の本当の原因は筋肉の拘縮にあります。それが現代医学において誤診されているのです。これらの痛みを「筋・筋膜性疼痛症候群」といいます。「椎間板ヘルニア」も「変形性関節症」もこの筋痛症なのです。
by shinji_nozaki カテゴリ
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最近めまいの方がいらっしゃることが多いです。
色々耳鼻科領域で検査を受けられても異常が見つからない原因不明とされるめまいです。 そのような方の多くが首のこりを訴えています。 また、交通事故によりむち打ち症になってしまった方の多くがめまいを訴えています。 このような事実から首の筋肉とめまいには関係性が深いであろう事は容易に推測ができます。 大分昔ですが檜学という耳科学の先生の「首の深部に存在する固有受容器がめまいと関係する」という大変示唆に富む研究があったのですが、現在のめまいの診療において、そういった研究の成果がかえりみられないのは残念な事です。 原因不明のめまいとされる方も首の筋肉を治療する事で改善がみられる事が多いです。 めまいにお悩みの方で色々検査しても原因がわからないという方は首の筋肉の治療を受けてみてはいかがでしょうか。 20代の女性です。約2年前に自動車の追突事故により負傷。頚部痛により10ヶ月間整形外科や接骨院で加療しましたがあまり改善が見られず。さらに頭痛やめまい、集中力の低下や記憶障害なども出現したため大学病院にて精査したところ「低髄液圧症候群」との診断が下りました。ブラッドパッチを合計4回受け、具合が良くなることもあったそうですが時間の経過とともにまた元の症状に戻ってしまう。そこで今度はペインクリニックにて星状神経節ブロックや腕神経のブロックを行なうも奏功せず。
そうこうしているうちに今度は右肩が上がらなくなり、肩をすくめるという動作が完全にできなくなってしまい当院を受診されました。 肩をすくめるのが困難という症状の原因は僧帽筋がメインでした。筋肉を触るとジョリジョリと線維化?しているのではないかというようなひどい状態でしたので、それが元に戻るまで時間が掛かりました。週に2回のペースで15回、約2か月で筋肉の触知感も正常な筋肉と変わらなくなり肩をすくめられない、腕が上がらないという症状も完全に消失しました。 まだ頭痛やめまいや集中力低下などの症状が続いていたので週に1回程のペースで約2ヶ月程後頚部、特に後頭部の筋肉を重点的に治療したところ前述の症状もほとんど改善し約2年ぶりに仕事にも復帰を果たしました。ハードな運動も始められ、大変お元気になられました。このように「低髄液圧症候群」と診断され、首から髄液が漏れていると言われた方でも改善がみられる事もあるという事をどうかご記憶下さい。 # by shinji_nozaki | 2007-09-28 16:58
現在同じ位の年配で同じような症状の方がお二人来院されています。
その症状は間歇性跛行です。長時間の歩行が足の痛みやしびれにより妨げられるという症状です。 Aさんは色々な検査から「脊柱管狭窄症」という診断名がついてます。みのもんたさんで有名になった病名です。 Bさんはほぼ同じような症状なのですが、そのような診断名がついていません。 同じような治療をするのですが、Bさんはぐんぐん良くなるのに比べてAさんははかばかしくありません。Aさんは「やはり手術した方がいいのではないか」「歩けなくなるのではないか」と不安で一杯のようです。もちろん同じような症状でも回復の度合いには個人差があるものですが、この場合にはそれだけではないようです。 これはやはり現代医学における診断名が強烈に脳裏に焼き付いてしまっているために「治らない」という信念?ができてしまっているのだと思います。現代医学的な診断名がついていない方が呪いにかからず治りがいいようですから、かえって昔の人の方が同じような症状でも良く治っていたかもしれません。 これからは年配の方でパソコンが苦手な方のために、加茂先生のホームページをおすすめするだけでなく、戸澤さんの「腰痛は脳の勘違いだった」を貸出用に数冊待合室に置くようにしたいと思います。 # by Shinji_Nozaki | 2007-07-30 11:57
![]() 15歳の男子高校生です。一年ほど前に陸上の練習中に大腿部の前面を肉離れし、以来同じ部位を3回ほど痛めてしまったそうです。 MRIでも血腫がみられたそうで、現在も練習はできず下りの坂道などでも痛むそうです。最後に痛めてからは随分期間が経過しているようなのですが、触ると明らかにしこりがあり、そこが痛みます。痛めた当初安静にせずに練習を続けたそうです。 肉離れは最初が肝心で、安静にして、冷却しないと中での出血が引かずにそれがしこりのようになり痛みが残ることが多いようです。 また、医療機関を受診せずに、痛みだけとれたらそのままにすることも多いようです。そしてそのまま早期に練習などに復帰し再発というのもよくあるケースです。 このように再発してしまう方の肉離れの部位には必ず「しこり」が存在します。痛みだけとれたからということでその「しこり」を放置すると再発しやすいのではないかと思います。 そのしこりの中身は血腫なのか、瘢痕なのか、それとも硬結なのかはわかりませんが、直接局所に介入することで柔らかくなりますし、痛みも消失します。このしこりは動作時には痛まないからということで放置されることも多いのですが、そこの部分は他の正常な筋繊維とは異なっているはずですし、再発してしまう場合その同じ部位を再び傷めることがほとんどです。したがって局所に介入することでそのしこりを柔らかくすることができるのであれば、大いに意味があることですし、むしろ局所への介入は、少なくとも肉離れの再発を防ぐという観点からは必要不可欠だと思います。同様に全ての「訳アリ筋」にも何らかの局所的な変化が生じているわけですから、事情が許せば直接介入すべきだと考えます。訳アリ筋の硬結が柔らかくなれば、まっさらではないけれども、、硬結を放置したままの「訳アリ筋」よりは痛みづらくなると思います。 この高校生も2回の治療で痛みは消失し、練習にも復帰できました。同じ部位を再発する確率はかなり下がったものと思います。 ![]() 昨日は大阪までトリガーポイント研究会のセミナーへ行ってきました。 朝は4時半起きなのでいつものことながら少々辛かったです。 しかし、そんな少々の辛さにはかえられない位の新しい学びや発見がいつもあります。 私の参加しているクラスの先生は5年以上は参加している方のみで構成されておりまして、年々人数が段々と減ってきてしまったのですが、その分皆さん顔なじみです。 ですから、あまり余計な気を使うことなく、その鍼はきちんと当たっているとか、もうちょっとこうした方がいいのでは?とか十分に言いあえます。 このように、自分の技術はきちんとできているかということを常にチェックするということは大変重要なことだと私は思います。 それだけでも、大阪まで足を運ぶ価値は十分あると私は思っています。 ![]() 今回は肩関節周辺の筋肉の勉強でした。研究会の主催者である黒岩先生の新しい知見などをお聞きすることができ大変勉強になりました。肩周辺に関しては修正が必要です。 大変細かい触診の仕方や鍼の打ち方をやりましたのでしっかりと復習しなくては、です。
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